札幌と旭川の間、山あいにひっそり佇む「上砂川岳温泉 パンケの湯」。原生林に抱かれた静かな環境と温泉の泉質、サウナやジャグジーまで揃う充実した施設。さらにリーズナブルな入浴料と宿泊プランもあり、日帰りから一晩ゆっくりする旅まで幅広く楽しめます。この記事では実際に訪れたレビューを基に、アクセス・泉質・施設・飲食・宿泊などあらゆる角度から詳しくお伝えします。温泉好きの方にも初めての方にも、行く前に知っておきたい情報満載です。
目次
上砂川岳温泉 パンケの湯 レビュー:概要と第一印象
上砂川岳温泉 パンケの湯を最初に訪れたときの印象は、原生林に囲まれ、静かな山あいに溶け込む温泉宿泊施設という点で非常に魅力的でした。遠方から車で訪れても、その取り囲む自然と、その中にぽつんと灯る温泉施設の灯りが心を落ち着かせてくれます。館内は清潔感があり、浴室も明るく開放的で、大浴場の窓越しに四季折々の自然が感じられます。サウナにジャグジーもそろっており、温泉だけでなく寄り道感覚でくつろげるのがまず高評価です。さらに、風呂上がりの畳敷き休憩所や売店・ゲームコーナーがほどよく配置されており、長居をしても居心地の良さを感じました。最初の印象としては、日常を離れて心と体の両方をゆるめるのにぴったりな温泉と感じました。
泉質と効能の実際
泉質はナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉で、源泉温度がおよそ11度程度。冷鉱泉といわれるだけあって肌に触れたときのひんやり感がありますが、浴槽では適温に加温され、体にやさしく心地よく温まることができます。神経痛・筋肉痛・関節痛・疲労回復・冷え性などの効能が伝えられており、特に屋内浴室・ジャグジー・サウナを交互に利用すると全身疲労がじわりとほぐれる感覚があります。入浴後には肌がつるつるになるとの感想も多く、湯あたりもやさしく万人受けする泉質です。
施設の雰囲気と快適度
館内はしっかりと清掃されており、浴室・洗い場・脱衣所は明るく整理整頓されていました。浴槽の天井が高く、一部ガラス張りになっていることで自然光が入り、閉塞感は皆無です。サウナは二段式座席でゆとりがあり、テレビ付きで地元の方がくつろいでいる様子が印象的。ジャグジーや主浴槽も広く、誰かと隣になるストレスが少ない造りです。水風呂は源泉を冷やしたものを使用しているとのことでひんやり感があります。ただし露天風呂がないため、外気浴を目的とする人には注意点があります。
価格設定とコスパ
日帰り入浴料が大人500円、小学生以下は300円、幼児は無料という設定で、温泉施設として非常にリーズナブルです。さらに毎月「パンケの日」という8の付く日には大人料金が半額になるサービスがあり、コスト意識の高い利用者にも嬉しい工夫があります。宿泊プランもあり、食事付き・素泊まりともに利用でき、予算や目的に合わせた選択が可能です。この価格設定を見る限り、温泉そのものの質・施設の充実度を考えると非常に高コスパであると感じます。
アクセスと利便性:現地への行き方
上砂川岳温泉 パンケの湯は、公共交通と自動車ともに比較的アクセスしやすい立地にあります。特に札幌・旭川双方から車でのドライブがてら訪れやすく、ドライバーに人気の温泉宿泊地という印象です。道央自動車道「奈井江・砂川IC」から車でおよそ15分で到達できるため、遠方からのアクセスも不便ではありません。バス利用の場合には砂川駅から中央バス「上砂川岳温泉」行きに乗車し、終点で下車後徒歩1分というルートが定番です。公共交通を使う方にも利用しやすく、混雑を避けたい時期を選べばストレスが少ない移動が可能です。
車での訪問ポイント
車で訪れる際には、道央道奈井江・砂川ICを起点とし、国道及び道道を経由するルートが一般的です。駐車場は大型バス対応の広いスペースと乗用車スペースも十分あり、混雑時でも停めやすい印象があります。冬季や雪道の影響を受ける場所もあるため、悪天候時にはスタッドレスタイヤ等の準備が必要です。またナビや地図アプリで山道の通行制限がかかっている区間があるとの情報もあり、事前に路面状態を確認しておくと安心です。
公共交通・バス利用の注意点
バスでのアクセスは路線バスが運行されており、片道で30分程度。バスの本数は多くないため、発車時刻の確認が重要です。終点下車後徒歩1分と利便性は高いですが、荷物が多い場合や時間帯によっては車と比べて移動のしづらさを感じることがあります。またバスを利用する場合、帰路の便タイミングを考えて余裕を持ったスケジュールにすることをおすすめします。
周辺環境と散策スポット
温泉がある上砂川岳国民休養地内には日本庭園や野鳥の橋、さらに奥沢キャンプ場やパークゴルフ場など自然を楽しむスポットがあります。四季折々の自然風景が美しく、温泉の行き帰りのドライブや散歩も旅の悦びを高めてくれます。温泉近くの水源公園も見どころで、ニジマスの姿を眺めながら自然と触れ合う時間を持てるのもこの施設の魅力です。
温泉施設の設備とサービス詳細
上砂川岳温泉 パンケの湯の設備・サービスは、温泉のみならずレストランやサウナ、ゲームコーナーなど多様。施設を歩き回るほどに、ひとつひとつの設備に“使い手”のことを考えた配慮が感じられます。日帰り利用でも宿泊でも、休憩スペースや売店の充実度が高く、過ごす時間が長くても飽きません。特に寒い季節や遅めの時間帯に訪れた場合、館内のあたたかさとサービスの質が心に残ります。
浴室・サウナ・ジャグジーの体験
浴室は主浴槽が広く、天井の高さとガラス窓によって開放感があります。お湯は淡い黄色で透明感があり、肌触りがつるつる。サウナは十数人がゆったり座れる広さでテレビ付き。湿度・温度のバランスも良く、サウナ→水風呂→休憩の流れが整いやすいです。ジャグジーは加温されており体を温めるにはとても良く、入浴後のリラクゼーションとして活用できます。ただし露天風呂がないため、外の風を感じながら入浴という体験はできません。
飲食施設「レストラン パンケ」の魅力
館内の「レストラン パンケ」では地元メニューを中心に夕食・昼食を提供しています。メニューとしては上砂川岳御膳・刺身・天ぷらなどの組合せがあり、味のバランスや素材の鮮度が感じられます。特に刺身と天ぷらは丁寧な調理がされており、旅館の夕餉として十分な満足感があります。麺類の選択肢もあり、暖かい/冷たいそばやうどんなどもあり、寒さの中でほっと一息つける内容です。レストラン利用だけでも来る価値があります。
宿泊施設と宿泊利用の注意点
宿泊部屋は数十室規模で、公共の宿としては十分な広さ・清潔さを持っています。寝具や室内の暖房設備もしっかりしており、夜間・朝方どちらも安心して過ごせます。素泊まり・1泊2食付きのプランがあり、予算や滞在スタイルに応じて選択できます。宿泊客には入浴時間の延長や朝風呂の利用が可能なケースもあり、ゆったり滞在したい人にはおすすめです。施設の混雑状況にもよりますが、予約をしておくと安心です。
混雑具合・訪問タイミングのポイント
訪問時の混雑具合は、土日祝日・休日シーズンの昼前後にピークを迎えます。平日の午前中または夕方、あるいは祝日の直前・直後を狙うと比較的ゆったり過ごせることが多いです。サウナが人気なため、サウナ目当ての利用者が重なる時間帯には少し待ちが発生する可能性もあります。受付の締め切り時刻前や営業時間終了間際も注意が必要で、特に最終入館時間は各日21時30分までが目安となっています。
曜日・時間帯による混雑差
平日は訪れる人が少ないので、浴室やサウナなどもゆとりがあります。特に開館直後や午後の早い時間帯が狙い目です。一方で土日祝日の午前・昼過ぎは駐車場も施設内も混みあう時間帯となりやすく、静かさを求める人には不向きです。夜間は宿泊利用者が中心となるため、風呂場はゆるやかに混むパターンがありますが、人の回転が落ち着くため落ち着いた雰囲気が戻ります。
季節・天候による雰囲気の変化
季節によって景観が大きく変わります。春〜夏は緑に包まれ、水源公園や庭園散策が爽快。秋は紅葉が鮮やかで、館内からの眺めも格別。冬は雪景色に包まれ、温泉の温かさが身にしみますが、雪道など交通状況に注意が必要です。天候については悪天候時の行き帰りの安全確認をおすすめします。
総合評価と他施設との比較
この地域には似たような公共温泉施設が複数あり、それらと比較してパンケの湯は以下のような特徴で頭ひとつ抜けていると感じます。コスパ・泉質・設備・立地のバランスが良く、日帰り利用者・宿泊利用者双方に満足度が高いからです。もちろん露天風呂がないことや混雑する時間帯があることは短所として挙げられますが、総じて満足できる内容です。他施設との比較によりパンケの湯の良さがより鮮明になります。
近隣温泉との比較表
| 施設名 | 特徴 | パンケの湯との違い |
|---|---|---|
| うたしないチロルの湯 | 露天風呂あり・源泉風呂含む・施設広め | パンケの湯には露天風呂がなく、施設はややコンパクトだが静けさと自然環境では負けない |
| エルム高原温泉ゆったり | 広い浴場・自然景観・宿泊棟あり | パンケの湯の方がコストパフォーマンスが高く、手頃さが強み |
おすすめする人と避けたほうがいい人
- 自然に癒やされたい人には最高の選択肢です。静かな環境でリフレッシュしたい方に特におすすめです。
- コスト意識の高い旅行者や日帰り温泉を探している人にも満足できる施設です。
- サウナ好きな方や整いを求める方にも、サウナ設備と水風呂のバランスが良くおすすめできます。
- 露天風呂や外気浴を重視する方には物足りなさを感じるかもしれません。
- 公共交通での移動が苦手な人は車利用を考えたほうが安心です。
まとめ
上砂川岳温泉 パンケの湯は、泉質・施設・価格・アクセスのバランスが非常に良く、静かな自然の中で心身ともにリラックスできる温泉です。冷鉱泉の質感とやさしい温かみに定評があり、日々の疲れを癒したい人にはぴったりの場所です。
露天風呂がない点や混雑する時間帯の注意は必要ですが、それを差し引いても訪問すべき価値は十分にあります。近隣の温泉施設とも比較してコスパが高く、リピートしたくなる温泉宿に感じました。
自然と湯と食、どれを重視しても一定以上の満足を得られる施設です。もし温泉旅行の候補をお探しなら、パンケの湯は期待を裏切らない選択肢となるでしょう。
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